ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・10歳女児、そばかすがあり、醜くて誰も好きになってくれない

 

ケース37

M.H.は1958年6月生まれで初診は1969年2月。両親は1962年に離婚した。姉は父親と暮らしていたが、1967年に母親と暮らすようになった。姉が彼女を無視したが弟は無視しなかったので、いつも言い争いと喧嘩が続いた。彼女はこのことを気にしていた。姉は統合失調症があり、メガビタミン療法で回復していた。M.H.は平均点がBのよい生徒だった。しかし成績は悪化して平均点はCにさがっていた。彼女は容姿が地味で、悲しく、誰も自分を好きでないと感じていた。母親は娘のこのような性格的変化を大変心配していた。(姉の回復により家の状況は改善されていたが。) ナイアシンアミド1グラムを朝夕、アスコルビン酸12グラム一日2回を開始してもらった。1969年5月5日、すべてが改善していた。より集中できるようになり、もう自分が醜いなどと考えず、そばかすは消え始めた。1970年12月31日、成績はもとの平均Bにもどったが、まだ他の生徒が彼女をよく思っていないと感じていた。1973年8月に再診した。その間に母親はアルコール中毒の男性と再婚し、男はM.H.のことを虐待し、脅していた。彼女は必死でうまくやろうと努力したが、うまくいかず困っていた。結婚は崩壊寸前だった。2年間ほどビタミン療法ができていなかったが、体調は良いままであった。姉は結婚し、自分たちと暮らすように誘ってくれた。私は中等量のマルチビタミン・ミネラルの内服を勧めた。最終治療効果判定はwell.

 

コメント:アル中はやめといてほしかった。

そばかすも栄養療法で改善するのだろうか。(ビタミンCの量がとても多い)