ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・4歳女児。突然の性格変化。理解できない言葉。

 

ケース39

Cur.H.は1967年6月生まれで初診は1971年6月。4歳半の時、突然性格的変化がおこった。大変自己中心的になり、赤ん坊の妹に嫉妬し、言葉が出にくくなった。以前はほとんどこういったことはなかった。興奮すると言葉を発したが、理解不能の言葉だった。初診前の一年間夜尿が続いていた。ナイアシン1グラムを毎食後、ピリドキシン250㎎を朝夕食後、アスコルビン酸1グラムを毎食後、および食餌療法を始めてもらった。言葉は改善し始めたが、ナイアシンによる嘔気嘔吐が始まった。1973年2月14日までナイアシンを中止し、何の改善も見られなかった。ナイアシンを再開したところ、今度は問題なかった。4月までに改善し始めた。彼はまだ幻視や幻聴があった。1973年6月1日、ほとんど良くなった。1973年9月までに正常となった。社交的に、集中力が出てきて、夜尿もほとんどなくなった。過活動スコアは113から33へ(1972年6月14日から1973年7月6日にかけて)。

コメント:4歳児にナイアシンを毎食1グラム飲ませている。かなりの量だが、フラッシュは大丈夫だったのだろうか?