7年にわたる疼痛性障害の改善

2018年8月20日初診。 30代女性。

20代の頃に事故をしてから全身の痛みが継続。気分がおちこむ。めまい。集中力がない。眠気が強い。消化器症状あり。生理痛。
某県医療センターで「疼痛性障害」と診断されている。

 

既往歴 春と秋の花粉症。片頭痛がひどい。肩こり。気分が落ち込む。

 

血液データ フェリチン21.1 25-OH-vitaminD3 14.6 尿素窒素 18.4 AST 16 ALT 11
ALP 156

経過 鉄と亜鉛製剤を処方。プロテイン、B50コンプレックスを開始。お菓子をやめ、糖質を減らし始めた。

 

2018年8月31日 頭痛が減った。生理痛が軽かった。足がよくつる。・・・クエン酸マグネシウムを開始。

2018年10月6日 生理痛が3分の1に減った。眠気も減った。

2018年12月22日 足はつらない。頭痛が減って、ロキソニンは飲まなくなった。以前よくあった吐き気がなくなった。昼だけ米を摂っている。

2019年3月2日 例年花粉症がひどかった。少し前に多少症状がでかけたので、D3を1万IUから2万IUへ増やした。ほとんど出ていない。
肩こりは少しあるが減った。生理痛は5分の1に。生理のときのイライラは3分の1へ減った。下痢をする。(クエン酸マグネシウム2000mg/日を飲んでいる。)身体の痛みはすごくよくなった。ご本人いわく「マグネシウムとナイアシンが良かった気がする。」

・・・下痢があるので、少しマグネシウムを減らすとよいとお伝えした。

コメント:花粉症はありふれています。しかし、たかが花粉症と思わず、全身の代謝がうまくいっていないサインととるべきでしょう。栄養を見直すきっかけにするべきだと思います。