本気で日本侵略に動き出した中国
2018年1月初版 台湾出身で、日本、台湾、中国を知る黄文雄の書籍。
「本気で日本侵略に動き出した中国」より
新聞、テレビで語られることがない事実を述べている。繰り替えし中国の危険性について述べられている。ウイグルの問題、健康人からの臓器移植の問題のみとってみても、かの国は日本人の価値観が通用しない異世界であるといえるだろう。
① 言論の自由は中国、朝鮮半島には存在しない。台湾も最近まで自由な発言は危険であった。
② 中華世界では、皇帝のみが絶対権力者で、それ以外は奴隷。
③ 華僑は西欧植民地の番頭として東南アジアの諸国民を搾取してきた歴史がある。そのため華僑は大変嫌われている。
④ 中国は暴力以外で治めることはできない。
⑤ オーストラリアでは、中国人がチャイナマネーを背景として発言力を増し、政治的問題となっている。
⑥ 中国人の弱点は金に弱いこと。そもそも愛国心もなく、自分の利益になればあとはどうでもよい。
⑦ 中国人の大虐殺「ジェノサイド」は、古代から続く伝統文化である。
⑧ 仲間以外の他人にたいして、たいていしつこい嫌がらせをする。相手の弱みに付け込んでくる。
⑨ チャイナドリームとは、チャンスがあれば中国から脱出すること。
⑩ 相互不信社会
⑪自己中心、個人主義、道徳心がない。
⑫中華の人の「頭がよい」は、「ウソがうまい」という意味
エピローグより
私はかつて、台北の空港で日本行きのフライトを待つ子連れの台湾人の母親と話したことがある。彼女は毎年日本を訪れていると語っていたが物価の高い日本になぜ何回もいくのかと尋ねたところ、
「たしかに日本より物価の安い国はあるが、日本よりレベルの低い国にこどもを連れて行きたくない。教育に悪いからだ。」「日本は四季折々の景色が美しいだけではなく、人の心も美しい」と話していた。
外国の人と交流したことがある方なら、みんな気づいていると思います。国籍、文化、宗教、人種、言葉が違って、全然違う存在に思えても、それらはあくまで表面的なもので、一歩踏み込むと中身は自分たちと同じ人間であることに。 中国人の立場を弁護するなら、生存に過酷すぎる環境に生きざるを得ないため、仕方がない、ということでしょう。戦乱、独裁政治、密告と大虐殺の繰り返しが続いているので