音成先生講演

広島医療ネットワーク(2月15日)広大のドクターの講演より

①意識障害の責任病巣をMRIで、調べる。midline-shiftがあるか? 優位半球の障害かどうか?頭蓋内圧の上昇があるか?脳幹辺縁系の問題があるか?

②3つの重要な検査は?髄液検査。脳波検査。造影MRI

③急性の水頭症を診た時。感染症か癌を考える。癌の髄膜は種は、造影MRIで髄膜がひかる。

④第3脳室が大きいかどうか?見慣れたらわかる。バレルサイン、つまり樽のように見えたら異常である。側脳室がソーセージ様に見えたら、大きい。

⑤側脳室が大きいなら、水頭症かあるいは脳全体が萎縮しているかどちらか。

⑥てんかんか?心因性か?・・・瞬きは随意運動、まばたきをする痙攣は、心因性てんかん。診察をしようとして近づくと悪化する。PEANS

⑦ミオクローヌスはイレギュラーにおきる筋肉の収縮。痙攣は繊維側攣縮があり、収縮と弛緩がある。同じ方向に?

⑧Ping-Pong gazeとは・・・代謝性脳症か脳幹梗塞か・・・肝性脳症、尿毒症

・病態:両側大脳半球が障害されており,脳幹が保たれている昏睡状態
⇒脳症だけではなく,両側大脳半球の脳血管障害など器質的原因によっても生じる

⑨eye deviation 脳出血の時は、出血の方を向く。てんかんでは、逆を向く。てんかんの場合は、眼球運動障害の問題。てんかんの時は、眼振ををともなう。NCSE。眼球変異。

NCSEは「明らかな痙攣を伴わずに持続する発作性の脳機能障害」で、意識障害や微細な運動症状を特徴とするてんかん重積状態です。

NCSEは痙攣が目立たないため、意識障害や行動変化が主な手がかりです。典型的な症状には以下があります:
    • 混迷、傾眠、無反応などの持続的な意識変化
    • 言語障害や失行、失語などの高次脳機能障害
    • 顔面のピクつき、眼振、眼球偏倚、微細なミオクローヌス
    • 不安・興奮・せん妄、幻覚、錐体外路症状
      ➉右足が勝手に動く人。・・・心因性⑪

⑪FND 子宮頸がん接種後の不調。
機能性神経症状症
FND(機能性神経症状症)とは、脳や神経の働きに異常がないにもかかわらず、しびれやけいれん、歩行困難などの神経症状が現れる状態を指します。 これらの症状は、脳の情報処理が一時的に誤作動を起こしていることが原因と考えられています。FNDは、感情の抑圧やストレス、過去の心的外傷などが背景にあることが多く、治療には心理教育や認知行動療法が効果的です
⑫shoulder touch sign・・・動画 2回目はちょっとだけさわるだけ。心因性だと反応が大きい。
https://www.facebook.com/share/v/1EHcemyNab/

⑬一点凝視、口もぐもぐ、手に力が入る・・・側頭葉てんかん。 この時の記憶はない。

⑭側頭葉てんかんで、2剤が効かないときは、手術を考える。開頭切除術!??てんかんのある海馬は使い物にならないので、切って良い。優位半球は、ダメージが大きい。右は切って良い。

⑮抗てんかん薬で認知機能が低下する。物忘れの原因に。

⑯イーケプラで攻撃的になる人がいる。2剤併用療法は、認知症の原因となることがある。

⑰てんかんの診断は、実は難しい。20年間抗てんかん薬を飲み続けたが、実はてんかんではなかった人がいた。この人は、片頭痛発作のあとの症状であった。20-30分間継続する対麻痺。(片麻痺もあるらしい)この人は、インフル罹患後にADEMに罹患した既往がある人だった。てんかんの発作は通常2-3分しか続かない。

⑱クリニカルピクチャー投稿のすすめ。

⑲「心因性と言われたら、どう思いますか?」と質問する。「私は違うと思います」といわれたら、やはり何かある可能性が高い。心因性は、ボーダーラインの人が多い。

⑳ てんかん性なら、手足が硬くなる。