1歳8か月女児、下肢のO脚が気になる・・・小児の一発診断100より

歩き始めて少しして、O脚が気になって受診。
→ ビタミンD欠乏性くる病

レントゲンでは、骨幹端のくる病性変化・・・盃状、毛羽立ち、拡大
採血・・・アルカリフォスファターゼ高値

以下引用

 近年では栄養状態がよくなり、くる病を経験することはほとんどなくなっていたが、最近、くる病が徐じょに増加し始めている。O脚をきたす疾患の鑑別診断が必要だが、早期診断・治療が必要なくる病を除外しておきたい。

 

以前、フランスで出産された方がおられましたが、何度か25-OH-vitaminDのチェックをされて注意されたそうです。

2018年3月29日 ブログ記事より

フランスで、出産、授乳中のお母さん。

現地ドクターに、授乳中は鉄剤の内服を継続するように指導されたそうです。

(妊娠初期から鉄剤を継続)。

ビタミンDの血中濃度が低いことも何度か指摘されたとのこと。