急性糸球体腎炎・・・・ティアニーのベストパールより

尿検査での赤血球円柱の観察は腎生検に匹敵する。それは糸球体腎炎の存在を意味する。医学生は全員この重要な診断手技を習得しなくてはならない」

 赤血球円柱は糸球体の炎症性病変以外に由来はしません。もちろん、他の違った糸球体腎炎がありますが、1度、基本的な診断が確率されたら、プライマリ・ケア医としての仕事は果たせたと思ってよいでしょう。早朝尿、前屈させた姿勢での利尿後、造影検査後の最初の尿で、円柱は最も探しやすいのです。ほとんどの例ではそうなのですが、赤血球円柱を呈する病態が鑑別にあがるときは、造影剤は投与されるべきではありません。

 コメント:ボーっと検査してたらだめですね。

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