歯を見ただけで、その人の栄養状態が解る!!

高橋純一先生の記事より 引用

歯牙のエナメル質形成不全の白濁と亜鉛不足の爪は、似ているが、時間経過が異なる。

歯牙の白濁は、胎生期や出生後 骨の中で形成され、ある一定期間の鉄亜鉛欠乏の質的栄養失調で起こる

爪の白い斑点は歯より短期間の鉄亜鉛不足の質的栄養失調で起こる

何れにせよ、歯牙のエナメル質形成不全は胎生期や出生後の鉄亜鉛欠乏の質的栄養失調で起こるという事は、もしかして成長発育で精神発達での問題も疑われる。

そして、実際に このエナメル質形成不全の本人の以前は重度の発達障害で母親も重度の鉄亜鉛欠乏の質的栄養失調
この母親の姉妹は、鉄亜鉛欠乏の質的栄養失調で重度のアトピー、その子は重度の発達障害。

家系的な鉄亜鉛欠乏の質的栄養失調は 歯科では日常の事。発達障害に至る将来を予見出来れば、せめて 鉄亜鉛欠乏の質的栄養失調の改善に取り組めば、より良き未来は見える。

因みに、この患者さんと母親は、積極的にサプリメントを摂取して、母親の体調は向上、患者さんも発達障害を抜けて完全に落ち着いている。

鉄亜鉛欠乏の質的栄養失調において エネメル質形成不全は、胎生期や出生後の長期で発現、爪は短期で症状は現れる。

いつでも疑いの目を持っていれば人の身体にはヒントは沢山散りばめられている

下は爪の白斑について