糖尿病治療薬の副作用
適てきさい塾で勉強しました。
①メトホルミン
欧米では第1選択薬になっている。腎機能(eGFR30未満)低下で使用禁止。
メトホルミンの長期使用はビタミンB12欠乏を引き起こすことがある。
②アクトス
最近あまり使われない。 心不全、浮腫みが有名。ヨーロッパで膀胱癌が問題になっている。
③DPP4阻害薬(2009-)
10年近くたって、ようやく副作用が出揃った。
心不全、膵炎、炎症性腸疾患、間質性肺炎、水泡性類てんぽう瘡、関節、筋肉障害
(てんぽう瘡は、薬疹的な出現の仕方をすることがあるのですね。)
低血糖をおこさないので、よい薬ではある。
④SGLT2阻害薬(2014-)
新しすぎて、まだ副作用がでそろっていない。寿命を延ばすともいわれるが、新しいデメリットが出てくる可能性。
(尿に糖分を排出する薬。そもそも糖分とらなければ・・・・?と言ってはいけないらしい。)
下肢の切断、骨折増加、血糖値が正常なケトアシドーシス(診断間違いをされやすい)、
脱水傾向になるので、75歳以上には使うべきでない。
結論・・・薬は飲まないのがベスト。糖尿病(2型)を発病して時間が短い人は、ほとんど不要だろう。