”人”を気にせず、”天”を気にせよ

南洲翁遺訓 松浦光修 監修 より引用

「人を気にせず、天を気にして生きていくことだね。人生というのは、天だけが本当に自分のことを知っている、と考えながら、今、自分にできるかぎりのことをしていけば、それでいいものなんだよ。

もしも、うまくいかない時があっても、けっして誰かを責めたり、何かを責めたりしてはいけないね。そういう時こそ、”自分の誠が、まだ足りなかったのではないか?”と、自分の心を顧みなければいけないんだよ。」

 

佐藤一斉

「すべてのことについていえることだが、なによりも天に仕える心が必要である。”人に知ってもらいたい”という邪念があってはいけない。」(言志録)