炎症性腸疾患と腸外合併症
日本内科学会雑誌 2025年1月号より
30年間の経過でIBD患者の50%に腸管外合併症を経験すること、腸管外合併症から炎症性腸疾患を発見する契機となり、炎症性腸疾患のの確定診断までの期間を短縮させる契機となり、炎症性腸疾患の確定診断までの期間を短縮させる可能性についても報告されている。
近年、IBDの治療としてJAK阻害薬が保険適応されて以降、帯状疱疹の出現率が上昇し、新たな皮膚領域の腸管外合併症として注目されている。
やはり、免疫抑制剤なのだ。
関節障害・・・脊椎と末梢関節の症状と2つのタイプがある。
皮膚障害 ①結節性紅斑 ②好中球性皮膚炎・壊疽性膿皮症 ③帯状疱疹 ④抗TNF-α抗体投与に伴う逆説的皮膚病変・・・乾癬に類似した症状らしい