腸の損傷を治癒させる 

アルツハイマー病 真実と終焉より引用

腸の損傷を治癒させる、あるいは最小限に食い止める前述の方法に加え、補完的な対策がある。

ひとつは、骨から取る出汁で、安全で生理的である。実は、肉の消費を最低限ですます多くの伝統的な文化(例えば、長寿で知られている沖縄人)は、動物の骨をよく使っている。

これらには、コラーゲンを放出する関節、腱、骨髄、また腸の穴を埋め、腸壁を強化するグルタミン、グリシン、ミネラル、ビタミンなどの多くのアミノ酸が含まれている。

こういった文化では、一日中鍋をぐつぐつと煮て、スープ、シチューなどのベースに、骨の出汁を使っていることが多い。1日から3週間など、一定の期間、食材を取り除いたり、また加えたりしながら、骨からとった出汁を飲むことを推奨する人々もいる。