虚血性心疾患らしい症状

 

虚血性心疾患は、現在でも訴訟沙汰になりやすい疾患です。

冷汗、はやばい!

上記より

 典型的胸痛(かなり虚血らしい)
1)少なくとも15秒以上症状が持続する
2)硝酸薬が1-3分で著効する
3)症状に再現性がある
4)症状は「痛い」のではなく、「圧迫される」「張る」などと表現する
5)顎や肩へ放散する(歯も含める)
6)冷汗を伴う

非特異的胸痛(まず虚血ではなさそう)
1)1回の深呼吸で増悪する(心膜炎や胸膜炎?)
2)圧痛がある(筋骨格系?)
3)水を飲んで症状がとれる(消化器系?)
4)症状は5秒以内、30分以上である
5)胸部症状の範囲が狭く、特にピンポイントで示せる(筋骨格系?)
(ただし、30分以上の症状持続の際、優勝情事に随伴症状(冷感、嘔気など)や心電図変化がないことを確認できない場合は、否定する根拠になりにくい)