ビタミンB6欠乏の見分け方
上記より引用
ピリドキシン欠乏はおそらく、てんかん様症状とヒステリックで、爆発的、不安定な、情緒の動揺の激しいうつの、最もありふれたビタミン欠乏因であろう。
患者は、優れた知的な把握力は維持し、妄想や幻覚はないけれども、他の人々を避けなけねばならない、ひどく内気で病んだ隠遁者である。
サンドラのケースのように、B6欠乏には、鉄抵抗性の軽い貧血が存在する。赤血球は、小さくて、形は通例の統一のとれた円盤状からはずれている。
B6欠乏には低血糖が共通していて、頭痛、めまい、興奮性、集中できない、それに極度の無気力を引き起こす。その多くは、水分保持であることがしばしばである。過度の体重は、B6を与えると急速に減ってくる。B6欠乏の人びとは、眉の上に”シャワー”のようにふけが落ちたり、頭皮と眉、鼻のまわり、耳のうしろに、脂っこいうろこが生ずるかもしれない。患者は腕と脚に、無感覚とひきつりを経験するかもしれない。彼らの手は乾いて裂け、ひどく痛むが、口と舌もやはり裂け、ひりひりとする。
特に朝の吐き気と不眠は、ピリドキシン欠乏の他の顕著な症状である。
血液検査ではALT 20以下が一つの基準になる。女性のB6不足の状態はありふれている。脂肪肝があって、データがマスクされることもある。
上の記述を見ると、引きこもりの人にもよくあてはまる。