骨盤うっ滞症候群とは?
上記より
骨盤壁や腹壁に圧痛を感じ、左右差があり、左側に疼痛が強いことが有意に多い。(これは左卵巣静脈のほうが、血管が長く、左腎静脈に直接流入することや左側に弁不全が多く血流がうっ滞しやすいことが考えられている。)さらに、疼痛は就寝中や起床直後など長時間安静を経た後に起きやすい点が特徴的である。
東洋医学的にはこれらが”お血に”相当する病態と考えられ、桂枝茯苓丸で7割の患者の症状改善が示された報告もある。
婦人科でも異常なし、と判断されることがあるよう。グレーゾーンの疾患