エマニュエル・チェラスキンの業績”潜在性壊血病”と”無自覚の歯の揺れ”
上記より
歯周病には糖質制限も大変効果があります!
「チェラスキンとリングスドルフは著書”Predicitive Medicine”(1973)の中で、身体の健康は口腔の健康とつながりが深く、口腔が相対的な健康のバロメーターであることには疑いの余地がないと述べている。もし歯肉や歯に問題が生じたら、ビタミンCをはじめ各種ビタミンの摂取量を増やして、そのような簡単な方法で症状が改善するかどうかを観察してみるとよい。」
チェラスキン博士は、”潜在性壊血病”と”無自覚の歯の揺れ”について詳しく分析を行った最初の人物である。この分野での研究報告は、そのタイトルもまさに”Subclinical Scurvy and Subclinical Tooth Mobility”であり、1959年3月に”The Journal of Western Society of Periodontology”に掲載された。これほど早い時期に、歯の揺れにビタミンCの摂取不足が深くかかわっていることを、彼は証明していたのである。
疾病は、症状を現わすはるか前から始まっているといえよう。
すなわち、病気の症状や兆候が表にでてくるずっと前から、細胞内ではすでに病気が進行しているということである。このように考えると、可能な限り早い段階で病気の進行を把握する指標を発見し、判定の手法を開発することが、今日の医療現場における急務である。