パーキンソン病に対するIPS細胞治療
ドクターサロン2026年3月号より
2025年1月京都大学からの報告があったと思いますが、治験が行われました。7人の患者さんに対して実施され、1人は安全性のみの確認で、実際に6人に対して実施されました。
50‐69歳までの男女7人ということで、比較的若めの方が対象だったと思います。6人の中で2年間、前向きに見てきたのですが、その結果、IPS細胞が癌化していないかどうかでした。とにかく安全性を見たところ、全員安全だったということが一つ確認されました。
その中で6人中4人は、臨床的なスコアがかなり改善したということが確認されています。中にはパーキンソン病の臨床運動スコアが、32ポイントも改善したという症例もあったということです。
一方、残り2人は数値が数ポイント悪化してしまったということも報告されています。
・・・・今回の治験では1人あたり500万~1000万個の細胞を脳に移植しました。
コメント:2年間では発癌の評価は早いと思う。しかし、症状が改善している例があることは、希望がもてるとも感じる。