悪玉コレステロールには2種類ある
2015年3月24日
糖質制限の有効性および重要性は、糖質制限で直ちに中性脂肪値が著明に低下することでも明らかです。
{中性脂肪}だけに、脂肪の摂取で増加すると考えておられる人が多いですが誤りです。
中性脂肪の値は、炭水化物の摂取量を示しているのです。
医学博士 栗原 毅先生 UOMO記事より
動脈硬化にコレステロール値が関係していることは広く知られているが、実はもっと大きく影響するのは中性脂肪なのだとか。
{コレステロールに善玉と悪玉があり、悪玉コレステロールが酸化すると、血管の壁に付着して動脈硬化につながるといわれてきました。しかし最近の研究では、悪玉コレステロールよりもさらに小型で酸化しやすく、血液中に長くとどまりやすい {超悪玉コレステロール}があることがわかっています。
血中に増えすぎた中性脂肪はこの超悪玉コレステロールを増やしてしまいます。さらには、肝臓に戻ってホルモンの材料になる善玉コレステロールを減らしてしまうのです。血管の健康を保つうえでは、何よりもまず中性脂肪値を下げることが最重要課題です。