腹部触診で目を見開く患者

上記より引用

・甲状腺機能亢進症の疑いがある患者には、その振戦がはっきり現れるように、腕と手を前にのばしてもらい、それぞれの手の甲の上に紙を1枚置いてみると良い。振戦がある場合、紙は風に吹かれるようにはためく。

・腹部を診察するときには患者の目を見よう。軽い非特異性の痛みがある人は診察中に目を閉じることが多い。これに対して、より深刻な腹部疾患がある人は、触診により痛みが増悪するのを恐れて目を見開いていることが多い。