Fight cancer with a KETOGENIC DIETより

 

2021年6月初版(訳本)訳者の世波さんは広島大学のご出身

メトホルミンやジクロロ酢酸なども記述されている。一般向けの実用書のようだ。

グルタミンの癌増殖作用は、ケトジェニックダイエットでも防げない、と考えられている。糖質依存性が高い癌ほど効果があるということになる。

 

①トーマス・サイフリッド(ボストン大学教授)の前書きより

ブドウ糖あるいはグルタミンに依存して増殖する癌細胞がある。両方をターゲットにする必要がある

 

②チャプター1 体験者の声

2人が脳腫瘍で1人が乳がん。一般的な治療との併用。もう少しケースレポートが欲しい。

 

③チャプター2 がんとケトジェニック食

オットー・ワールブルグ 「癌は代謝性疾患である。」

「癌には数えきれないほど多くの二次的な原因があり、それは他のどの疾患よりも多い。しかし、そのがんでさえ、主な原因はただ一つである。簡潔に言えば、癌の主因は、人体の正常な細胞が行っている呼吸が行われなくなり、代わりに糖の発酵が行われるようになることである。」

 

④チャプター4 目標と副作用

医療専門家でも、極端なケトーシスで危険な糖尿病性ケトアシドーシスと、ケトジェニック食や断食に伴って体内で起こる良性の栄養性ケトーシスを混同しています。

 

⑤チャプター5 効果と経過観察

だいたい糖質制限と同じ

 

⑥チャプター6 食品をめぐる事実、断食、そして何をたべるかについて

乳製品には注意が必要。(インスリン分泌を刺激する)

グルタミンはすべの動物性の食品と乳製品に含まれる。

したがって、避けることは困難。

L-グルタミンとホエイプロテインにはグルタミンが多い。