0,1歳児の鉄欠乏性貧血
2017年4月25日 再掲 おかだ小児科医院における乳幼児の貧血の検討
岡田清春先生の記事より
なんと、4分の1が貧血だったそうです。
そもそも母親が貧血だからか?
離乳食についてもコメントされています。
ネルソン小児科学 鉄の欠乏は、血液系以外にも全身に影響を及ぼす。
乳幼児と青年における最も重大な有害作用は知的機能と運動機能の障害であり、貧血が発症する前、鉄欠乏の早期に起こる可能性がある。このような機能障害は、鉄剤による治療を行っても完全には回復しないおそれがあることが証明されており、予防が重要視されている。
このように貧血が子どもの発達に悪影響をおよぼすことが明らかであるので、WHOでも対策がされている。
貧血が30%を占めると言われる発展途上国にむけたINACGという機関があり、貧血の危険性、鉄の重要性、治療法など発展途上国に対し啓発活動を行っている。
残念ながら日本は発展途上国ではないと認識され、欧米と同じく貧血に対し対策がなされていると考えられている。