「不屈の男 アンブロークン」・・・事実関係が確認できない
歴史戦の真実 マイケル・ヨン著より
ベストセラーとなり映画化され「ティニアン島で日本軍が5千人の朝鮮人を殺害した」という内容が間違いであることを告白する機会を、私は出版社と本人に提供したのですが・・・。出版社は、「著者と編集者は取材を受ける」と宣言しているにもかかわらず、「もう取材は受け付けていない」と矛盾した回答をしてきました。ナンセンスです。
ヒレンブランドは「大規模な戦争犯罪があった ティニアンの朝鮮人が皆殺しにされた」と書いています。しかしそんなことはありませんでした。我々が調べたところ、ヒレンブランドがその根拠としているものは、橋の下にたまたま居合わせた人から聞いた噂話のようなものでした。(中略)
残念なことに、以上のやりとりを経てわかったことは、ローラ・ヒレンブランドがまともな物書きではない、という事実です。彼女は多くの本を売りましたが、ただの三文文士にすぎないのです。
”実話”として宣伝された映画の原作のいいかげんさ。
「日本兵が悪逆非道であるほど観客にうける」のでしょう。
馬鹿にして黙っていたら、知らない間に真実ということになってしまいそうで怖い。
そもそも、ザンペリーニ自身が言っている。(下の動画)
「自分は将来犯罪者になるだろうと思っていた」「どうしようもない不良だった」
原作はうそだらけ、本人の証言も脚色だらけ。
女優の監督さんには、歴史検証の必要性の認識がない。