HBA1cについて・・・酵素法とHPLC法

先日、市民病院と当院のHbA1c値が0.8%の解離があった方がおられました。

糖尿病のご専門の先生にご相談してみました。

以下のお答えでした。

①検査法には2種類ある。酵素法(当院)とHPLC法(市民病院)。

酵素法の方が平均して0.4%低い値になる。

②機械により±0.4%の差がでる。

③0.8%の差異はあり得る。

とのこと。

 

HbA1cは、赤血球の寿命が短い場合には低く、長い場合には高めにでます。

臨床検査は、絶対的なものではなく、検査の特性をよく知ることが必要とのこと。

地道に血糖測定もしながら、状況判断する必要がありますね。