本日の夏井先生の記事より・・・湿潤療法を行っているのは！

「なつい式湿潤療法®」の標榜を希望する先生方が80人になった時点で，所属や専門分野についてまとめてみました。なお，個人医院の専門分野は公式HPの診療科の最初にあるものとしました。

◦病院勤務医：18人 外科：10人
整形外科：2名
形成外科：1名

◦開業医：62人 内科：24人
整形外科：21人
小児科：8人
外科：4人
皮膚科：3人

　つまり，8割弱が開業の先生
方で病院勤務医は2割強です。また，開業医の先生方の専門は内科と整形外科が4割を占め，小児科も1割強です。逆に皮膚科は5％程度。
　従来は「熱傷は大きな病院の形成外科か皮膚科」が常識でしたが，湿潤療法ではその図式が崩れ，「内科や整形外科，小児科の開業医が熱傷治療も行う」が新常識になっています。そして，湿潤療法による熱傷治療には特に専門知識も特殊な技術も要らないため，数の多い内科医院や整形外科医院，小児科医院が治療の主体になっているのだと思われます。