大脳皮質基底核変性症とは
コウノメソッドでみる認知症の歩行障害・パーキンソニズムより
・Ketteszの提唱したPick complexに含まれる疾患
・パーキンソン病に近い患者やピック病に近い患者がいる。
・神経内科医でも約半数しか生前診断できない。そのため、大脳皮質基底核症候群と仮診断しておくことが推奨されている。
・原因は不明で、パーキンソン病関連疾患として公費負担の対象となっている。
臨床像
・まずLPC症候群としてとらえておいて、特徴が現れてきたら大脳皮質基底核変性症と診断すればよい。
治療
・中核薬はリバスチグミンが第1選択
・陽性症状にはクロルプロマジン(ウィンタミン)を用いる。
・歩行は、グルタチオン、フェルラ酸含有食品で支える。
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