起立性調節障害(OD)で不登校となった中学生、3ヶ月で元気になった(藤川先生FBより)

以下藤川徳美先生FBより引用

起立性調節障害(OD)で不登校となった中学生、3ヶ月で元気になった

症例;中学2年生の男の子。
朝が弱く、母親が起こしても起きれない。
朝食が食べられない。
去年の12月頃から学校を休むことが多い。
近医で起立性調節障害(OD)と診断されている。

母親が自分のブログ記事を見て、
H30.6
当院受診。
母親が妊娠中貧血があり、フェジンの静注を受けていた。
朝が起きられず、立ちくらみもある。
BUN14.1
、フェリチン22
高タンパク/低糖質食+プロテイン20g(60cc)*2
フェルム、C1000Nowアイアン開始。

H30.7
プロテイン毎日2回飲めている。
鉄剤、サプリも飲めている。

H30.9
朝は母親に起こしてもらっているが、以前より朝起きがかなり良くなった。
学校は休まずに行けている。
プロテインは毎日2回を継続。
朝食の摂取量は少なく、まだ立ちくらみはあるという。
BUN17.4
、フェリチン69

解説;
プロテインを毎日2回飲めれば2~3ヶ月で明らかな効果が出る。
OD
となる子は、欠食したり、食が細い子ばかり。

逆に、大食漢のODは一人もいない。
OD
の子は全員、母親から引き継いだ鉄不足あり。
フェリチンは順調に増えており、あと3ヶ月でフェリチン100越えとなり完治だろう。
病院を受診できずフェルムの投与を受けられない人は、Nowアイアン36mg*4で代用可。
フェルムは100mgなので、36mg*4の方が強力。

[amazonjs asin=”4334039987″ locale=”JP” title=”うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった (光文社新書)”]