第一選択薬はプロテイン

藤川徳美先生FBより引用

全ての慢性疾患の原因は、質的な栄養失調。
つまり、糖質過多+タンパク不足+脂肪酸不足+ビタミン不足+ミネラル不足。
この中でもタンパク不足の解消が最重要。

今まで初診患者には全員、高タンパク/低糖質食を指導してきた。
具体的には卵3個以上+肉200g以上。
しかし、量が入らない女性ではこの量を維持するのはとても困難。
頑張って糖質を減らしても、反動で糖質をドカ食いしてしまう人もいる。

1年前から、初診患者には全員プロテイン20g(60cc)*2を推奨。
プロテインは数時間で消化吸収されるため必ず1日2回以上服用。
プロテイン20g*2は卵6個に相当。
このプロテインの効果は劇的で、グングン元気になるため患者自身がその効果に驚く。
プロテインを飲んだ人全員が、”甘い物が欲しくなくなった”という。

もし、プロテインとSSRIで抗うつ作用についてのRCTを行うと、プロテインの圧勝だろう。
他の疾患の治療薬とのRCTでもプロテインの圧勝だろう。

プロテインを続けていると、薬の量も劇的に減らすことができる。
間違いない、全ての疾患に対する第一選択薬はプロテイン。
栄養指導に関してもあれこれ細かいことを説明するより、まずプロテインを飲むように指導するのが明快で、効果が出やすい。
プロテインをしっかり継続できていたら、卵、肉を増やし、米、小麦を減らすよう指導すれば良い。