藤川徳美先生への手紙

小笠原 亨さん FB投稿より

藤川先生へ
突然のお手紙で申し訳ありません。○○と申します。藤川先生のブログと本に出会うことがなかったら、今の生活はなかっただろうと思い、一言お礼を伝えたくて手紙を書いています。(パソコンで失礼します)
私自身、若い頃より生きづらさや焦燥感が常にある性格で、自殺未遂も経験しました。高校は摂食障害で不登校になり中退、引きこもりも経験、飲酒量が増え心療内科に通院、精神科にも入院しました。結婚するも精神的に病み離婚、人生をどうやったら普通に生きていけるのかが分からないまま年齢を重ねました。35歳で再婚。今度こそ普通に生きようと日々頑張りました。しかし不安感やイライラが常にあり、自殺願望も常につきまといました。
長男を38歳、二男を41歳で出産をしました。仕事も並行で頑張りました。(夜間高校、夜間大学で学び教員免許をとったので非常勤講師として働いていました)しかし、育児が辛くて周囲のお母さんが育児を楽しんでいることが自分に出来ないことが辛かったです。常にマイナス思考で子どもにも優しくできませんでした。また二男は多動で癇癪もちで、気に入らないことがあるとすぐ寝転ぶ子どもでした。保育園からも日々注意を受けて「指示が通りません。耳が聞こえていないのでは?」と言われました。
当時私は、小学校で発達障がいのある児童の支援の仕事をしていました。「自分の子どもが発達障がいかも?」と疑ったときは目の前が真っ暗になりました。三歳児検診で病院受診を勧められ、3ヶ月待ちで受診しました。知能も低く、多動だと指摘を受けました。その後療育にも通いました。私の気持ちも最悪で、「この子と一緒に死ぬしかない」と何度も思いました。
この頃ブログで藤川先生に出会いました。よくある食事療法だと思っていましたが、目からウロコの事ばかりでした。日本の和食ではたんぱく質、鉄不足になる、日本人の女性がほとんどこれに当たり、その中で出産をすると子どもも鉄不足になると。まさに私に当てはまることばかりでした。
私の母は偏食で常にイライラして人の悪口を言ってる人でした。母は78歳でアルツハイマーになり81歳で亡くなりました。母のアルツハイマー、私の生きづらさ、息子の発達障がい、点と点が全て線で繋がったことが心にストンと落ちて納得がいきました。
藤川先生の本は全て購入し、試行錯誤しながらプロテインとサプリの生活を始めて今年で9年目になります。二男は中学1年生になりました。まだまだですが、普通学級に通い委員会活動にも積極的に参加し、柔道も頑張っています。先日の課題テストも理科が92点だったと喜んでいました。あの時、藤川先生のブログに出会わなかったら、今の二男の生活はなかったと確信しております。
私自身もプロテイン、サプリメントを続けて51歳で教員採用試験に合格して中学校で働いています。若いときはうつ状態で常に死ぬことを考えていたことが嘘のようです。死ぬ直前まで親子でプロテインとサプリメントを続けていきたいと思います。
仕事では特別支援クラスの担任をしています。どの生徒も爪が薄く小さく、全員が質的栄養不足であることが分かりますが、教育界でも発達障がいの原因が栄養であることを一切触れません。もどかしい気持ちで働いています。いつか、自分の経験を活かして発達障がいが質的栄養不足であることを伝える活動ができたら、私のように苦しむ人や、子どもの発達障がいで苦しむ親を救えるのではないかと思っています。
長々とすみません。藤川先生には私たちの人生を救ってくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。いつかお礼を伝えたいとずっと考えておりました。これからも先生のご活躍を心より応援いたします。