しゃっくりを引き起こす原因

ドクターサロン 2025年4月号より

「しゃっくり外来」の近藤司先生の記事より引用要約

①食べ過ぎ、飲みすぎ

②風邪

③ストレス

④ステロイドホルモン

⑤抗悪性腫瘍剤(シスプラチン、レボホリナート、イリノテカン)

⑥ニューキノロン系抗菌薬(キノロンには痙攣の副作用があり、NSAIDsで増強される。)

アムロジピン(降圧薬)はしゃっくりを起こしやすい。シルニジピンやベニジピンは起こしにくい。

ベンゾジアゼピンはしゃっくりに使われるが、じつは誘発的に作用することが多い

 

内科医になろう: 吃逆(しゃっくり)の鑑別と対応

上記によると、治療は、

バクロフェン 1回5-10mg 1日3回
ガバペン 1回300mg 1日3回
クロルプロマジン1回25mg 1日3回
その他、メトクロプラミド、ドンペリドン、ニフェジピンなど
芍薬甘草湯や、柿蒂湯(※)も。
コメント:筋肉の痙攣なら、マグネシウムも有効か?