ロングコビットは、マグネシウム欠乏症の新しい顔である

上記引用要約

インフルエンザや感冒後に、慢性疲労症候群(Chronic Fatigue Syndrome)あるいは線維筋痛症(Fibromyalgia)などと呼ばれるような病態になる患者がいる。酵母の過剰成育もCFSの成因の一つである。

抗生物質、コルチゾン、そして新しく開発された抗ウイルス薬などがロングコビットの原因になる。

ロングコビットのおかげで、CFS/FMが注目されるようになった。そして、ロングコビットとCFS/FMの比較が行われている。

研究者によるとロングコビットの18の症状のうちの半分は神経精神的症状である。記憶障害、睡眠障害、ブレインフォグ、不安、うつ、嗅覚味覚異常、めまい、そして頭痛である。これらはマグネシウム不足の症状でもある。
マグネシウムは体内の代謝の80%に関与している重要なミネラルである。
ロングコビットの身体症状として、心臓、筋肉、神経への影響が知られている。これらのマグネシウム不足の影響かもしれない。
ロングコビットに使用される薬は、CSF/FMに用いられているもので効果が乏しい。そして、マグネシウムを枯渇させる。抗生物質とコルチゾンは腸管細菌叢を乱す。(yeast overgrowth) このことがロングコビットの二番目に大きな原因と私は考えている。

ウイルス感染、自己免疫疾患、異常な免疫系の亢進などは、ロングコビットでは認められていない。およそ2300万人がこの診断を受けている。

Review and Hypothesis: Might Patients with the Chronic Fatigue Syndrome Have Latent Tetany of Magnesium Deficiency Mildred Seelig, MD, MPH