認知症とマグネシウム

上記引用要約

エイブラム・ホッファーとライナス・ポーリングは、アルツハイマー病の様々な原因について述べている。

脱水、薬物の影響、食物による脳のアレルギー反応、化学物質、重金属(鉛や水銀、歯の補綴物、魚、アルミニウムなど)、蛍光光、携帯電話、携帯のタワー、慢性栄養失調など。

筆者は、マグネシウムが人口の80%に不足していることに注目している。マグネシウムは1000もの酵素反応に用いられている。これは生理反応の80%におよぶ。

マグネシウムは神経伝達および神経筋伝達に重要である。また、マグネシウムは神経の過剰興奮を抑え、神経死を防ぐ。

中枢神経に対するマグネシウムの有効性については、アデレード大学の書籍「THE RELATIONSHIP OF MG AND THE CENTRAR NERVOUS SYSTME」が最良である。

グルタミン酸受容体(NMDA)拮抗薬(メマンチン)の作用と副作用 (yakuzaishiharowa.com)より

しかし、アルツハイマーの患者さんは、通常時でも常にチャネルが開き、過剰のCa2+が流入しています。
つまり、常に電気シグナルを受けているため、神経細胞はダメージを受けてしまいます。また、いざ記憶しようとしても、電気シグナルは常に発生しているため、記憶に関わるシグナルを受けることができないのです。

メマンチンはMg+の変わりにNMDA受容体をブロックして、過剰に電気シグナルが伝わらないように作用します。
そして、グルタミン酸が増えればMg+と同じようにNMDA受容体から離れ、チャネルが開かれます。