人間ではワクチンで脳のアミロイドを除去しても、病気の進行は止められなかった

上記より引用/要約

①マウスモデルを用い、ベータアミロイドワクチンで、脳内のアミロイドを減らすことに成功した。

認知機能も改善。しかし、人間ではワクチンで脳のアミロイドを除去しても、病気の進行は止められなかった

(結局のところ、このマウスモデル自体に問題があるようだ。)

②アミロイドワクチンでは、被験者のうち4人が重い脳炎ー危険な脳の腫れーを発症して命を落としかけた。

③一般に、脳内にアミロイドが蓄積していると、その後の数年でアルツハイマー病に罹患するリスクはそうでない人の3-4倍になる。

④理論上は次のことがいえる。物理的な構造が損傷したときに脳が自らを修復する能力は限りなくゼロに近いため、アミロイドカスケードを中断させても失われた機能のほとんどは元に戻らない。