上記より引用

知識＝教養ではない。

よりよく生きる事

「教養を身に着ける」とは勉強をするということではなく、知識や知恵を現実の行いに生かすということだ。いくら学歴が高くても、横領や痴漢をするならば、教養ある人ではない。それはあたりまえのことなのだが、多くの人は学歴や肩書きで教養の度合いを勝手に判断してしまいがちであろう。

このように教養の特徴とは、知識を土台にしているということの他に、たえず自分への問いかけをしてくる倫理的なものだということだ。教養は、世間的なおべっかの表現方法の一つではないのだ。