ADHD ホッファー先生のケースレポート・・・11歳男児、文字は動き、数字は裏返って見える。

 

ケース41

J.H.は1960年生まれで初診が1971年5月。赤ん坊の時からジョーは扱いづらかった。あまり食べなかった。20か月までに歩き始め、3歳半で話始めた。眼鏡を使い始めて、突然はなさなくなった。そして7歳でまた話始めた。初診時、彼はとても混乱していて、字はほとんど読めず、文字はぐちゃぐちゃに見え、数字はひっくり返って見えた。知覚障害で精神発達遅滞と診断されていた。言語と作業療法の特別クラスへ入っていた。ナイアシンアミド毎食1グラム、アスコルビン酸1グラム朝夕食後、ピリドキシン250㎎の内服、および食事療法を開始してもらった。一か月後、文字は動かなくなった。読字は改善し、言葉も改善し、読書を楽しめるようになった。1971年12月29日、改善していた。夏のサマーキャンプ中はビタミンを飲まず、状態が悪化していた。私はアミドをナイアシン1グラム一日4回へ変更した。 その後、母親は息子が正常になったと考えるようになった。通常学校のoppotunity classへ参加した。数字が裏返しに見えることはまれになった。以前あったアレルギーは良くなった。1973年7月19日ジョンホッファーが診察し、much improvedと判断した。無症状で学校でも家でもうまくやれていて、友好的だった。もし通常学級へ参加できていたら、1111と判断されていた。過活動スコアは47点から31点へ(1971年3月14日から1971年7月19日にかけて)。母親は”Bringing Up Joey“という(本書籍の)前書きに息子の病状と回復を述べている。(ページ30-40)

コメント:彼らの見えている世界は、このようなものなのだろうか?

繰り返し繰り返し、同様の記述が出てくる。ビタミン療法ですぐに改善している例が多い。