2003年初版 アトピー性皮膚炎の本
・分子整合医学(オーソモレキュラー医学)の観点から書かれている。
・アトピー性皮膚炎は全身疾患であり、栄養状態を改善させる必要がある。
・血液データの栄養学的な見方
・離乳食の開始時期は、2歳くらいからで良い。1歳未満は早すぎる。
・乳児はタンパク質がアレルゲンとなる。
・十分なタンパク質摂取の重要性
・アトピーの人に欠けている栄養素は、鉄とタンパク質とコレステロール、それから亜鉛とビタミンA。
ビタミンAについて引用
ビタミンAは、ドライスキン=乾燥肌を改善します。粘膜と上皮の再生に貢献するビタミンです。眼、鼻、喉の気管支などの粘膜に関係があり、いつもこれらの部位に異常が起こる人は、ビタミンAが欠乏している可能性があります。
現在のように、アイハーブなどで簡単に高容量のビタミン製剤が手に入る時代ではなかった。SNSで様々な情報が飛び込んでくることもなかった。
時代の変化は大きく、かつ加速していると思う。
慢性疾患については栄養療法がより一般的になるだろう。