奥平先生の講演会 メモ

奥平智之先生講演2019年11月

・血清亜鉛の測定・・・午前中が良い。午後は約20%低下する。食事でも低下する。
・亜鉛欠乏性貧血は見逃される。
・亜鉛はグルタミン酸の調節作用がある。亜鉛とグルタミン酸は同じ(神経節の)小胞体から放出される。
・血清銅が高い人は、衝動性が高い。
・水銀は、ミトコンドリアの機能低下を引き起こす。
・膜障害の概念の説明
亜鉛欠乏でも、味覚障害や爪の白斑や皮膚の乾燥がないことの方が多い
・動物性食品の摂取が少ないと、亜鉛が不足しやすい。
薬、アルコールは亜鉛をキレートして、尿中へ排出させる。
・鉄不足の人は、亜鉛不足も多い。
・入院中男性患者の77%は低亜鉛血症だった。(血清亜鉛値 80以下)
・炎症があると、血清亜鉛値は低下する。炎症があっても、亜鉛は摂取してよい。
・25-OH-viatminD3 15(外来) 10.9(入院)
・ビタミンDばかりとると、A,K,Eのバランスが崩れる。( 25-OH-viatminD3の測定を年に1度推奨)
・腸のカンジダ増殖について・・・鉄や糖質の過剰も原因となりうる。
カンジダ対策として・・・ニンニク、オレガノ、クローブ(丁子)、ガーリック、漢方薬、シナモン、しょうが、しそなど
・精神科の男性入院患者は貧血が少なくない。

・亜鉛欠乏で慢性下痢をきたすことがある。

グルタミン酸といえば、ALSのことが連想されました。
ディアナ・プロトコールについて

爪の白斑は「良いことの前兆?」