気管支動脈塞栓術(BAE)の適応

ドクターサロン 2025年7月号より引用

BAEというのは、喀血の原因になる、大動脈から出ている気管支動脈を金属のコイルやゼラチンスポンジ、医療用のの接着剤であるNBCAなどの塞栓物質によって、喀血の責任血管を塞栓するという手技です。

・BAE実施例の基礎疾患

非結核性抗酸菌症(NTM) 30% 気管支拡張症 24% 肺アスペルギルス症 15% NTM+アスペルギルス3% 特発性喀血症 11% 肺結核(陳旧性+活動性) 8% 肺癌 1% その他 8%