食物アレルギー・・・研修会講義より
研修会講義より
①食物アレルギーによるアナフィラキシーが年間約5000人程度。広島県では100人程度と考えられる。
死亡する確率は高くない。 日本におけるアナフィラキシーによる年間死者数は100人以下。
2013年 データによると、死者総数77人。 蜂刺され 24名 食物 2名 医薬品 37名 血清 1名 詳細不明 13名
②アナフィラキシーの治療はとにかくアドレナリン(ボスミン、エピペン)。 抗ヒスタミン薬やステロイドホルモンでは間に合わない。
③アドレナリンは、症状があれば積極的に! 学校での死亡例(エピペンがあったが、使えなかった)があり、問題となった。副作用を過大に考えない。
④学校への指示書は大切。明確な指示を出すこと。学校側は、不明な点があれば医師に電話で相談してもらう。コミュニュケーションがやはり重要
⑤経口負荷による脱感作療法がある。 年単位の時間がかかる。 8歳までにしか行われない。それ以上になると効果がないらしい。 早い子どもは1歳くらいからはじめることがある。
⑥ 食物アレルギーを起こす子どもは、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎や気管支喘息など、いわゆるアトピー素因を持つことが多い。
ヒスタミンおよびロイコトリエンのコントロールについての栄養学的考えは以下