シェーグレン症候群  ティアニーのベストパール83

「口腔内乾燥は正当な医学的症候であるが、口腔内乾燥を訴える50人の患者のうち1人がシェーグレン症候群である」

 

口腔内乾燥症はプライマリーケアにおいて、とても頻度の高い訴えです。そして、口腔内乾燥症の患者のほとんどは、シェーグレン症候群ではありません。ピロカルピン(ムスカリン受容体刺激薬)が唾液分泌改善のためによく用いられます。ときに、この薬剤は唾液腺を腫脹させ、リンパ節腫脹、もしくは耳下腺腫瘍にすら似た所見を呈します。

 シェーグレンは、たとえ診断されても、あまり積極的な治療の対象ではない印象があります。