Niacin Beats Statins

2018年5月6日 The Orthonolecular Treatment of Chronic Diseaseより引用

NIACIN BEATS STATINS(ナイアシンがスタチンを打ち負かす)

ドクターAbram Hoffer

ナイアシンは、がん患者の死亡率を改善する。これはフリーラジカルや毒性分子から細胞や組織を守ることによる。ナイアシンはNADへと変わりADP-ribose合成の触媒として使われる。ポリADP-riboseはDNAが損傷したときに働く。またDNA-ligaseの活性を上昇させる。

ドクターRobert G.Smithの見解

スタチンはコレステロールを下げることはできるが、虚血性心疾患のリスクを概ね下げない。

より効果的治療は、ビタミンCの腸性耐用量(3000-10000mg/day を分割して)、ビタミンE(400IU-1600IU/day), Niacin(800-2000mg/day分割して)、マグネシウム(300-600mg/day分割して)、野菜と中等量の肉。

Jorge Miranda薬学博士

スタチンを、病気になる薬の例としてよく挙げます。
LDLコレステロール値を低下させるこの薬は、酸化LDL、ホモシステイン値、Lp(a)、CRPなど他の動脈硬化ファクターの重要性を見失わせる。

 コレステロールが合成されるのは、細胞膜、眼のレンズ、ホルモン、そしてコエンザイムQ10(エネルギー産生分子)などに必要だからである。
コレステロールが減少し、コエンザイムQ10も減少する。
このことは、体内の様々な機能のエネルギー不足を引き起こしうる。神経病や癌さえ起こしうる。

Carolyn Dean医師
マグネシウムはコレステロールレベルを調節する作用を持つ。
一方で、スタチンはこのような働きをすべて破壊する。
体内に十分量のマグネシウムがあれば、コレステロールは余分に合成されず、本来の役目(ホルモン合成や細胞膜の維持)をはたす。

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