煩悩から自由になる
「仏教超入門」より引用
世間の価値感や会社の方針に沿い、人並みに生きようとする限り、煩悩はつきない。
そして、いつまで経っても不満が多いものだ。それは、すべてそろっていなければ満足できないし、何事もできないと駄々をこねているようなものではないだろうか。
「縁起」と「空」を悟って生きるとは、そのような泥沼からさっぱりと出て、何にもおもねることなく、煩わされることなく、今のこの自分の人生を全力で生きるということにほかならない。
1度限りの人生、眉間にしわをよせて苦しんで生きるよりも、さっぱりと軽々と生きていくほうが楽ちんなのは明らかである。
煩悩は「貪欲」「しんに(怒りのことらしい)」「愚痴」から生ずるらしい。
「貪欲」・・・欲がないのは人間ではない。欲があるのはいいこととも言えると思う。どこかの時点で、貪欲に変わるのでしょうか?
「しんに」・・・人に怒りを表すと、結果的に「人との縁」を滅ぼすことになる。人との縁が、その人自身でもあるのに。
「愚痴」・・・おろかさを意味するらしい。若い時にしか注意はしてもらえない。
[amazonjs asin=”4799323415″ locale=”JP” title=”完全版 仏教「超」入門 (ディスカヴァー携書)”]