そもそも夢なんてない
あきらめない練習 植松努著より
夢に関して、「大きくなければいけない」「他の人に賞賛されるようなものでなければならない」と思い込んでいるひとは少なくありません。
そして、「夢の大きさ」や「賞賛」なんてことを考えたら、それはもう、かなり困難なことを乗り越えないといけないわけで、次第に「自分には無理だろうな」と思ってしまうようになります。
「今の自分にもできそうな夢ってなんだろう」
「それは夢といえそうにないなあ」
そんな考えがぐるぐる回ってしまっているかもしれません。
でも、「夢の大きさ」と「賞賛」は、近いような気がします。もしかしたら、「大きい夢でありありたい」や「賞賛されたい」と思っている人の本当の夢は、「人から必要とされたい」「人から褒められたい」というだけなのかもしれません。
なにをすればいいのかを知るためには、自分がそれを経験していることがもっとも効果的です。だからこそ、とにかくなんでもやっておくことが、人から必要とされるために、とても効果的です。
もしかしたら、「夢がありません」と思ってしまう最大の原因は、「経験不足」なのかもしれません。