山中先生講演

「危険な皮疹」9月17日 二葉の里病院にて

ケース1 顔面の帯状疱疹

①みけんや鼻の頭に発疹がある場合、ハッチンソンサインと呼ばれ、目に及んでいる。眼科への紹介。重症者は点滴治療を。

ケース2 55歳男性 肝硬変でハゼ釣りに行った人・・・壊死性筋膜炎

①あっという間に皮膚の発赤が拡大

②ひどく痛がる

③血疱、血圧の低下

④紫斑(押しても消えない)

⑤ビブリオ・ヴァルニフィカス

⑥8年目の女医さんがみつけた。「何かおかしいんです。」「元気なんです。トイレまで歩いて行っているのですが、ひどく痛がっています。」

ケース 3 86歳男性 2か月前より下肢に皮疹。その後、全身に広がった。痒みが少し。痛くはない。食欲なし。抗ヒスタミン薬、プレドニン15mgなどで対応された。

プレドニン中止で再燃。 手が届く範囲をかきむしる WBC 11600(好中球81%)LDH 467

紅皮症(erutjrpderma)・・・キーワード

①プラザキサ、アロプリノール、エチゾラムを内服していた。

②T細胞性リンパ腫。菌状息肉腫が診断

③紅皮症を来す疾患 アトピー性皮膚炎、感染、黄色ブドウ球菌、麻疹、風疹、TEN、薬剤性 びらん性紅斑など

ケース 4 53歳男性 顔面の発赤。1か月前から手に皮疹。稲荷ずしを食べた2時間後から出現。喉の腫れ。8日前から微熱。

既往歴 関節リウマチ 2年前 三叉神経痛 3か月  稲荷ずしで口唇が腫れた。

①皮膚所見。 口唇の腫れ。口の中もあれていてる。全身に細かい皮疹

②ロキソニン、テグレトール、ムコスタを内服していたが、自分の判断でやめた。

③3日前から、ポララミン、ネリゾナ

④WBC 好酸球18%、 AST 527 ALT 958 CRP 5.7

⑤結局、テグレトールによる薬疹。DLST陽性。PCRもできる? HHV-6の再活性化が関与している。薬疹は中止しても、数週間から数か月遷延する。

⑥薬疹が出やすい薬がある。カルバマゼピン、フェニトイン、フェノバルビタール、アロプリノール、ミノマイシンなど

⑦Steven-jonson synd/ 中毒性表皮壊死症 ・・・子供がNSAIDsを内服して亡くなった事例を経験した。

⑧急性全身性発疹性膿症候群という病気がある。サイアザイド系利尿剤との関連?

ケース 5 26歳女性 体温 38,1度 全身の皮疹。 10日前から頭痛、+耳介後部通+

7日前 咽頭痛 5日前 風邪薬で全身の皮膚疹 2日前 手足の痒み

①目の充血あり。融合したような細かい皮膚疹。

②風疹の診断。 ペア血清あるいは、pcrで。

③後頚部リンパ節腫脹は全身性疾患を疑がう。・・・TB, HIV, 伝染性単核症、麻疹、風疹

④このケースは、耳の後ろ、頭の中が腫れていた。 風疹。

⑤風疹は、顔から体幹へ広がり、四肢へと一気に広がる。 治るときは、逆。

⑥会津の3泣き・・・最初は冷たくされて泣き、次は温かくされて泣き、最後の別れで泣く。

ケース 6 61歳女性 fever and rash 7日前から38度の発熱と頭痛。3日前に全身の皮膚疹。 熊の駆除を最近した。10頭ほど。

①四肢にぽつぽつと皮膚疹。37.7度 脈92 呼吸数 92

②AST 41  ALT 49  CRP 1.37 WBC 4200

③さし口はわからない。 結局、日本紅斑熱だった。 手にも皮膚疹があった。刺し口が見つからなくてもあり得る。

④アカツツガムシは1mm 冬に多い。小さい。 フタトゲチマダニ 秋頃多い。 血を吸ったらすごく大きくなる。 マダニは1-5mm。

⑤痂疲のところを利用してPCRができる。

⑥検査は保健所に聞く。

⑦さし口があるのは、柔らかい部分が多い。鼠径部など。

⑧リケッチア症は犬を飼っている人に起きやすい。

⑨リケッチア症に気づかないと、患者さんがなくなる。特にSFTSは致死率が高い。 ミノマイシン有効。

➉病歴は大切