徳田先生講演会のメモ

昨日JR広島病院での講演会

徳田安春先生 「外来診療のピットフォール」

①ERや救急外来で診察をして、その後を知らなかったら、自分の診療が的確だったかどうか永遠にわからない。 電話をして聞いてみよう!

②診断ミスが起こりやすい状況を知っておくこと。

③あせったときは、自分の呼吸に集中する。

救急外来での医療訴訟は、コモンな病気が多い。めずらしい病気ではない

⑥訴訟の疾患別頻度・・・⑴絞扼性腸閉塞 ⑵急性喉頭蓋炎 ⑶くも膜下出血 ⑷急性心筋梗塞 ⑸ 急性大動脈解離

⑥MRIは30分でてこれない。 その前に血糖値を測定すること

⑦病院ではお互いにリスペクトをもつ文化を

⑧女性研修医は診断エラーが少ない

⑨後の用事があると、はしょる・・・ハッスルバイアス

➉前医の診断にひきずられる・・・ラベリング・・・診断モメンタム

⑪インフルが流行っていて、速断する。・・・利用可能バイアス

⑫糖尿病患者の冷や汗・・・低血糖ではなく、心筋梗塞だった・・・低血糖なのに血圧が低かった!!・・・コンファメーションバイアス

⑬心電図でST低下・・・・心筋梗塞ではなく、大動脈解離・・・・よく診察すると、血圧の左右差+聴診で大動脈弁逆流音・・・アンカーリング・バイアス

 

⑬は経験がある。