上記より

筆者はリウマチ性多発筋痛症のミミッカー（似て非なるもの）として、１．巨細胞性動脈炎　２．感染性心内膜炎　３．高齢発症関節リウマチ　４．paraneoplastic syndrom　５．血管炎　を挙げている。

１では合併も多いらしい。（しかし、専門医でも合併をほとんどみない、という意見を聞いたことあり）

２では筋骨格系の症状が初期症状としてあるらしい。しかし、症状としてはかなり違いそうな気もする。

３では、発症が慢性的であることから鑑別するとのこと。

４は気になる点だ。プレドニンの反応が悪いらしい。

５の血管炎では臓器障害を調べる。尿検査やANCAなど。（RPMと診断し、プレドニンが有効だが、ANCAが陽性のケースがあった。）

この本は、読みやすくてよいと思う。