エリック・ホッファー 自分を愛する100の言葉 「働く哲学者」の人生論

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小川 仁志
PHP研究所
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上記より引用

一人でいるときが最も創造的なときだと信じて生きてきたけれど、実際には独創に富んだ考えの数々が誕生したのは群衆の中に身を置いていた時である。

そんなホッファーが、季節労働者のキャンプで過ごしていた時、ふと気づいたのです。実は群衆の中に身を置いているほうが、創造的になるのだと。そのとき彼は、感性が研ぎ澄まされ、想像力にあるれていたといいます。
誰かと話し、考えを交換する。その中で自分の想像力と創造力が刺激を受け、研ぎ澄まされていくのです。考えるのは自分自身であることに間違いはないのですが、そのためには外部からの刺激が必要です。人々の表情、行動、言葉。対話できればさらに刺激的でしょう。そうして私たちの内部は磨かれるのです。