白土綾佳先生認知症講演会

さる10月27日岡山市にて 茨城県で唯一のコウノメソッド実践医 白土綾佳先生の講演をきいてきました。

 若く、自信にあふれた講義が印象的でした。この分野で有名な先生です。多くの患者さんとご家族を救っておられるに違いないと思います。会場には土曜日の夕方にもかかわらず、多くのドクターが参加して盛況でした。
 ・認知症のレッテルを貼って、人をキヅつけることがないように、配慮を
 ・家族の「前とは違う」は、必ず意味がある
 ・アルツハイマー病は普通の人に見える。キーワードは物忘れと、迷子
 ・アリセプトは5mgを上限で用いている。
 ・脳血管型・・・・前頭葉機能低下(意欲に乏しい、自発性の低下)、長谷川式で長考し「すみません。わかりません。」病識があるので(まだら痴呆)。うつ状態に。
 ・レミニール・・・長期戦に強い。若い患者で長く続けたい場合に。 失語症状に
 ・レビー小体病 ご家族もまじめで、すごく勉強されている方がたが多い。
 ・レビー小体病・・・すべての症状を完全にコントロールしようとしてはいけない。
 ・プレタールの副作用・・・頻脈、頭痛・・・(頭痛がある人は、レスポンダー)
 ・「フェルガードは、性格をよくするサプリ」と言われている。

ラストメッセージ
 ・認知症は、未開の領域
 ・新大陸は、地図には載っていない。

せっかくなので、質問をさせていただきました。
①プレタールで出血された方がおられますか?   A これまでなし。
②じわじわ中核症状が落ちていく人に対して、何か方法がありますか? A 簡単ではない。プラズマローゲン?

 [ちなみに、私は、コウノメソッド+{高蛋白+低糖質+メガビタミン+ミネラル}に取り組んでいます。]
 

白土先生のお勧め書籍 以下
[amazonjs asin=”4784943544″ locale=”JP” title=”コウノメソッドでみる 認知症診療”]
[amazonjs asin=”4784945806″ locale=”JP” title=”明日から役立つ 認知症のかんたん診断と治療”]