夏井先生ブログへの投稿
本日の夏井先生のブログより引用
糖質制限の有効性を全て知っている96%の頭脳明晰な医者たちが、皆、従来の糖尿病治療法を続けているのは、患者への不利益を充分知りながら、医者はそれさえやっておけばよいという「糖尿病治療ガイドライン」に従っているだけの話です。この方達は、患者を糖尿病から救おうなんていう気は一切無いです(たかが糖質制限するだけで救えるのに・・・)。
こういう医者達は、医学の教科書や先生や先輩や学会に一切逆らわず、自分の所属している学会、大学、大病院等でのポジション確保・向上に専念しているだけのことです。そこでポジション確保すれば収入は安定し、出世すればさらに収入が向上します。
逆に、学会、大学、大病院の方針と全く相容れない「湿潤療法」、「糖質制限」などを組織内で主張すれば、ブラックリストに載せられ、干されるか、左遷されるか、退職を強いられるのが関の山です。
私は、こういう人たちも広義の「③の金儲け」に含まれると思っております。なんでしたら「③の金儲け」を二種類に分けることも可能ですので、新③④を再設定してみます。
新③ 糖質制限療法の有効性を充分知ってはいるが、糖尿病患者を糖質制限で治してしまったら、患者が減って自分がさっぱり儲からなくなる。糖尿病患者をどんどん悪化させて、インシュリン注射、失明するまでの眼の治療、腎臓透析、足先の切断手術と、患者が死ぬまで同業者とともに儲けられる仕事がどんどん増えるのに、簡単に治してたまるかと思っている人。(露骨な金儲けタイプ、旧③典型タイプ)
新④ 糖質制限療法の有効性を充分知ってはいるが、自分の所属する組織内でそれを主張・実行すれば、干されて出世の見込みがゼロとなる。逆に学会ガイドラインに従って、黙って従来治療さえしていれば自分の地位・収入は安泰で、将来の幹部への出世が見込め、収入が増大する。従来治療を続ければ、糖尿病患者は、インシュリン注射、失明、腎臓透析、足先の切断と、どんどん悪化していくことは充分知っているが、自分の地位保全と出世のほうが患者の病状悪化よりずっと大事だ(そのほうが自分の収入も安定・増大するし、権力・名声も得られる)。従来治療により患者が最終的に死んだって、学会ガイドラインに従ってやったまでのことなので、自分の責任ではない。患者が死のうがどうしようが知ったことではない。それより自分の地位保全と出世が大事だ。(間接的な金儲けタイプ、広義の旧③に含まれる。動機の本質は新旧③とたいした違いは無い)このようなことは、私のような医学門外漢が語るまでもなく、夏井先生が日ごろ書かれている話だと思います。
私の①~④の予想比率を修正しますと、もし①4%だとすれば、残り96%の頭脳明晰な医者のうち、②6%、新③5%、新④85%くらいではないかと思っております