ADHD,LDは全例このパターン・・・藤川徳美先生FBより

藤川先生FB引用

ADHD,LDは全例このパターン

典型例、
母親;40代前半、
152cm、48kg、BP102/67。
以前から貧血を指摘されている。
低血圧、立ちくらみあり。
体がだるく体力がない。
BUN8.1、フェリチン14。

息子;小学校3年生、
138cm、24kg。
ADHD、自閉症スペクトラムと診断されている。
朝が弱く、夜なかなか眠れない。
意欲乏しく、時々学校を休む。
パンや麺、甘い物が大好き。
卵、肉は苦手。
BUN12.1、RBC403、Hgb11.2↓、MCV85.1↓、フェリチン24。

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ADHD、LDの母と息子は全例このパターンで、当院の数十人のデータでは例外なし。
母親の鉄タンパク不足→息子の鉄タンパク不足→ADHD、LD。
男性は女性に比べて鉄不足に極めて脆弱。
女性はフェリチン30程度なら無症状の人が多いが、男性のフェリチン50以下は深刻な鉄不足。
ADHD、LDの男女比は3~4:1と言われているが、当院受診例では全例男性。
鉄不足→レストレスレッグス症候群、つまりじっと座っていることができない。

初診時、高タンパク/低糖質食+プロテイン20g(60cc)*2+キレート鉄で開始。
(お子さんはプロテイン10~15g*2)
検査結果を見て、フェルム、インクレミンを追加。
プロテイン+鉄が継続できているのを確認後、B50、C、E追加。