2013年8月31日

昨夜NHKで シリーズ 7年ごとの記録 イギリス 56歳になりました(前編) という恐るべきドキュメンタリーを放送していました。

56 Up にみる人生とイギリス社会と映画監督の変遷 

10数人の子供を7歳から7年おきに記録していって、今回は56歳です。

自分なら出たくありません。残酷な真実を、人に知られたくないことを全国民にさらされてしまう番組なのです。

私が印象に残った3人のうち2人は、養護施設で育った男性です。愛情に飢えて育った人が、苦しみながらも家庭を築き、自分の子供が巣立った後、孤児のための里親を長いことしています。

もう1人はくったくない育ちのよさそうな子供が、大学を中退してからホームレスになり、社会に居場所を見つけられず(その後無報酬の議員に)、結婚もできず、今回の放送でも苦しい胸のうちを話していました。なんだかイギリスの社会は息苦しそうに見えました。